このサイトの目的
 従来のホームページとブログとの棲み分けが語られることがあります。その際、「学術的な内容を持つものは従来のホームページを使うことになる」などと、しばしば主張されます。
 しかし、投稿のしやすさ、双方向性の議論が可能な点などに注目して、ブログで学術系のホームページを始めた人達が少なからずいます。

 そういう学術系のブログを見て回っているときに、「いわゆる一般のホームページに切り替えること考えている」などという記事を目にしたりします。非常に残念なことです。ブログ愛好者としては。

 ブログに従来のホームページと同じ機能を要求するのは、どだい無理です。そのことを除外した上で、一番問題とすべきなのは、学術系のブログが他の多くのブログの中に埋もれてしまっていて見つけられないことです。ブログ名の検索や記事の検索に引っかかってくるものの多くが、また各ブログサービス内のカテゴリーに登録されているものの多くが、学術系のブログとは縁遠いものです。

 実際のところ、ブログ名は学術的なのですが、学術とは全く無縁のものが多いのです。冷やかしのものや、迷惑行為としか思えないものさえあります。その一方で、ブログ名は全く学術的とは言えないのに中身が学術的なものもあります。この傾向は特に哲学や科学の分野において顕著です。

 ここで言う「学術的でない」とは、要するに公的な教育機関で一般的に学術とは認められない性格のものを指します。
 例えば、哲学とはいっても、単に日常の個人的な信念について述べたに過ぎないもの。科学という名を用いながら、中身は超能力、霊能力、予言、UFOなどについて語っているもの。宗教一般についての哲学的考察ではなく、特定の宗教の宣伝や勧誘に過ぎないものや特定の宗教の立場からの説教を述べたもの。
 これらは学術系のブログを探している人にとっては必要のないものです。検索時には除外してもらいたいと思う対象です。

 しかし、こういったブログであふれているのが今のブログの世界の現状と言えます。そうだとすれば、ブログであるという理由だけで軽視されかねません。現実問題として、大手の検索サイトのカテゴリ登録にブログのものはまだ見当たりません。そういった意味での市民権をまだブログが得ていないということなのでしょうか?
 このままでは学術・研究を真剣に目指してブログを活用しようとする人達がブログから逃げ出してしまうことになるでしょう。

 この状況を少しでも打開するために、学術系のブログを掘り起こしてその存在を明らかにしてみることにしました。このことが学術系ブログの発展につながればと考えております。

 ブログの簡便さと従来のホームページの利点とを兼ね備えた新しい形のサービスが登場することにより、学術系のものが全てそちらに移行すれば、このサイトはその役割を終えることになるでしょう。
[PR]
# by dongurim | 2017-12-31 22:15 | このサイトの目的 | Trackback(1) | Comments(0)